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矯正治療は40歳以上でもできますか? またその年で治療する価値がありますか?

矯正治療は40歳以上でもできますか? またその年で治療する価値が
ありますか?

(読者H.T. さんのご質問)


> ドクターげんたさま、
>
> H.T.(40代・英語講師)と申します。
>
> 毎回メルマガを興味深く、自分のことをふりかえりつつ読ませて
> いただいています。
>
> 「白い歯」についてもワタシにとってはタイムリーな話題でした。
> 実はワタシも歯科医でホワイトニングを受ける予定だからです。
>
> ワタシも長い間「黄色い歯」が悩みの種でした、そのうえ英語講師
> という職業柄人前で口を見せることが多いのです。
> というわけで自然な程度の白さを手に入れようと思っています。
>
>
>
> さらに!
> 「黄色い歯」以上に、それこそ子どものころからの悩みの種である
> 歯並びの悪さも、この際「矯正」したいと考えています。
>
> 子どものころから姉にからかわれたり、学校の歯科検診でも歯科医
> や通った歯科医から歯並びの悪さを指摘されたりしてきました。
> さらになんといってもブラッシングが大変ですし、昔から噛み合わ
> せも自分でもなんとなくしっくりきていません。
>
> これまで良い歯科医を探していましたが、やっと見つかりましたの
> で実現したいと思っています。それも先生の「8つの秘けつ」のお
> かげです。
>
>
>
> しかし40代での「矯正」はちょっとだけためらいもあります。
>
> 高額は承知ですが、満足な結果が得られるか?
> かなりの期間、ブリッジをつけていなければならないし…。
> 安易にやるものではないのでしょうか?
>
> 悩みつつもこれまでなんとかやってきているし…。
> やる価値はあると思われますか?
>
> 意見をお伺いしたいと思います。よろしくお願いします。


ボクの無料レポートをお読みいただき、誠にありがとうございます。
この無料レポートが参考になって、実際にいい先生を見つけられて
本当に良かったですね。

(参考)
「8つの秘けつ」無料レポート


さて、
矯正医としてのボクの経験上の話をすると、
40歳以上の方の矯正治療は、よくあります。

最高齢では、70歳代の、女性と男性を一人ずつ矯正治療したことが
あります。

現在、40代後半の外科医の先生の矯正治療を行っています。
またそのお子さんも同時期に、ご一緒に矯正させていただきました。

親子ご一緒に矯正治療を行ったわけで、
このケースの場合は、お子さんの方が、一足先に装置をはずせました。
親子でやるととてもいい結果が得られるようです。

お互い励まし合いながらできますからね。


(1)矯正治療を受けることのできる基本的条件

まずは、矯正治療を受けることのできる基本的条件を挙げると、
●健全な歯があること(できれば加工していない歯の方が望ましい)。
●歯を支える骨や歯ぐきの量が十分あり、しかも健康であること。
この二つです。

大人の方の矯正ですが、やはり上記の二つの条件を満たしていれば、
可能です。

矯正は、以前は子供だけのもののように思われていましたが、
最近は、子育てが終わった40代以上の方が、
ご自分を高めるために、歯ならびを治すという方が増えてきます。

虫歯や歯周病などの予防が盛んになってきた時代の流れを受けて、
将来は、40代以上の大人の矯正治療がますます増加するものと思わ
れます。


(2)治療上の問題点

治療上の問題点としては次のようなものがあります。

子供に比べ、顔や顎の成長が見込めない分、
治療法は限定されてきます。

歯を動かす距離が非常に大きくなる場合は、
難しい場合もあります。

また、歯周病があったり、歯を支える骨の量が少ないと、
うまく歯が動かなかったり、歯に加わる矯正の力が歯にダメージを
与える結果になることもあります。

さらに大人の場合、
過去数十年間、慣れ親しんだかみ合わせをリセットすることから
治療が始まりますので、子供の患者さんに比べ、違和感が大きく出やすい
という特徴があります。


矯正治療の副作用として、まれに
矯正治療によって、歯の根の先が吸収して短くなったり、
顎関節症の症状が出る場合もありますので

治療を受ける矯正医の先生の説明を十分聞くことが大切です。
その上で判断してください。


(3)矯正装置について

次に装置について、
大人の矯正の場合は、歯の裏側に装置をつける舌側矯正という方法が
あります。

見ただけでは矯正装置をはめていることがわからないので
装置の見栄えがどうしても気になる人はそういう方法もあります。

しかし、舌側矯正は装置を付けたり調整するのに熟練を要しますので、
メジャーな治療法ではありません。

よほど心得のある先生でないと、
かからない方がいいのではないでしょうか?

外側に装置をつける方やり方(唇側矯正)が潔くていいし、
管理がしやすいので、
ボクは唇側矯正しかやりません。

矯正装置はつけてしまえば、
1ヶ月もすれば完全に慣れます。

装置をつける前のごちゃごちゃ言っていた自分は
どこかに行ってしまうようです。
いわゆる覚悟した状態ですね。

矯正でうまくゴールにたどり着くには、
この覚悟した状態になるのが非常に重要です。

患者さん側も、矯正医側も、装置をつけた時点で、
治療のゴールに向かってゴーです。

ゴールに向かうイメージがつかめている患者さんは、
非常に協力的で、積極性もあり、
よい治療結果が得られます。

もし覚悟が決まらない場合は矯正治療はオススメしません!


(4)矯正医の選び方

さいごに、矯正医の選び方ですが、
一般歯科の先生を選ぶのもいろいろと数当たるのが秘訣ですが、
矯正医を見つけるのは、コレに輪をかけて
数当たることが必要です。

矯正医はとにかくじっくり選んでください。

矯正は自費診療になるので、
まず最初は矯正相談ということで、カウンセリングから入ります。
その時点で、患者さんの状態や予想される治療法を教えてくれます。

ボクのクリニックでは相談料(3千円程度)を取っていますが、
無料でやってくれるところもあります。

相談料が有料か、無料かは技術とはあまり関係ありませんので、
その点、ご理解ください。

かかりつけの歯科医から紹介してもらってもいいかもしれません。
紹介された手前、矯正医はかかりつけ歯科医への報告義務がありますから、
真剣に診てくれると思います。

あとは、矯正医との相性がとても大事です。
何年もの間、その矯正医の管理下に入るわけで、
何でも相談できる雰囲気でない矯正医は避けた方がいいです。


ボクが患者さんの矯正治療を開始するときの
ポリシーです。
↓↓↓
『手ぇ出すなら、最後まで面倒見ろ!(千と千尋の神隠しの釜じいの言葉)』


装置をつける瞬間、ある意味、覚悟します。

なので、
難しい症例で技術的にボクの技量を超えている患者さんは、
きっぱりお断りしています。


(5)まとめ

まとめると、
40歳以上でも、条件を満たせば、治療可能です。

矯正相談を受けて、じっくり話を聞かれて
治療で得られるメリットとデメリットを天秤にかけてメリットが大き
ければ、先生との相性をみて下さい。

それで納得できれば、治療開始の意味はあります。

矯正治療するかどうかの最終的な判断は、
ご自分でということになりますが....。

必ず矯正相談を受けて、数当たって下さいね。
急いで矯正を始めることはありません。

良い矯正医はいます。


では。
追加質問あればメールを下さい。

ドクターげんた

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